2012年1月1日号。<バンコクより、あけましておめでとう>。
2012年1月1日号。<バンコクより、あけましておめでとう>。 現在午前0時を回ったころ。バンコクである。本来ならば大和島根の大地に足をつけてから申し上げるべきところを飛行機の都合で平成24年、皇紀2672年の年明けを当地より心からお祝いいたします。機上より恐縮である。 さて。今年はいかがな年になるのであろうか。日本国に関しては私は実は悲観していない。昨年以上に悪いことというのはそう起きるものではない。ただ「嘘つきども」の嘘がどの程度まで酷かったのか、それがちょっと心配だ。特に原発に関してだよね。その程度が、日本国の復興のスピードにかかわるだろう。世界はよく見ている。大きな嘘がバレた時にはそのダージは計り知れないと言っていい。 タイにいて井内摂男ジェトロ事務所長と(こんな肩書であるが実は彼は日本経済の温度計だと私は知っている)と話していてわかったのは、この国の基礎体力はまだまだたい