2011年8月2日号。<リスボンへ向け出発!>。
2011年8月2日号。<リスボンへ向け出発!>。 1時起床。 日本を離れます。ほら、いま3人くらいはいよいよあの瓦礫の馬鹿が占拠している国から亡命するかと思ったでしょう。そんなことありません。ちゃんと帰ってきます(笑)。ちょっと勉強に欧州に行くのである。早朝の羽田からの便に乗るために、この時刻に起きなくてはいけなかった。 行き先はポルトガルだ。キーワードは「大地震」である。 1755年、ポルトガルは国家としての絶頂期にあった。日本国への鉄砲伝来は1543年と言われているがそのことでわかるように地球の半ばはポルトガルのものであった。この時期、スペインとの競争はあったがそれでもまだまだ「列強」の筆頭だったのだ。 そのポルトガルのリスボンを大地震が襲った。11月1日のことだ。この日は聖人を祝う祝日であって、人々は教会に集まっていた。そこに大津波が押し寄せたのである。神のために祈るべく