2011年5月21日号。<「原発事故は神の仕業」と言った人物が今日も大臣をやっている>。

 2011年5月21日号。<「原発事故は神の仕業」と言った人物が今日も大臣をやっている>。  3時起床。大阪。  西の夜明けはやはり遅い。高層階から見おろす家々の屋根がはっきりとわかるようになるのは4時15分を過ぎてからだ。  薄白く街は天の光で立ちあがり、しかして街灯はまだ消えていない。街灯によって街の区画がはっきりとしている光景をしばらく忘れていた。東京では節電で街灯が消されているのである。いかに異様な状況のもとに私たちがいるかがよくわかる。  大マスコミはその異様のただなかにいるからもともと鈍いものがすっかりセンサーが故障しているとしか思えない。  昨日の『たかじんのそこまで言って委員会』の1本目と2本目の録りの間にパソコンをのぞいていた私は仰天するニュースを見てすぐに三宅久之さんや宮崎哲弥さんにご注進に及んだ。これだ。  <福島原発事故は「神の仕業」=東電の責任否定-与謝野経財相>

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