2009年8月15日号。<偃武の日を改めて迎え、祖国に殉じたすべての御霊のやすかれを祈り、今年は特別な御礼を申し上げる。世が、変わりますよ>。

 2009年8月15日号。<偃武の日を迎え祖国に殉じたすべての御霊のやすかれを祈り、今年は特別の御礼を申し上げる。世が、変わりますよ>。  4時起床。西宮市。  64年前大日本帝国が戦うを偃めた8月15日がまた今年も巡り来た。  「偃(や)めた」と私は書いたが正確な読み方は「偃(ふ)せた」である。書経周書の「王来自商、至于豊。乃偃武修文。」に由来し、日本人の読書人にこの使い方が膾炙したのは、徳川幕府がまがりなりに長い戦いのない時期を維持したという「元和偃武」という言葉による。まあ、幕府の広報宣伝の一環ですな。  今日という日に書かねばならないことについては後のお楽しみに。  西宮市と書いたのは私は二つある実家の建物のうち六甲山麓にある方に泊まっているからだ。  弟一家は欧州に旅行に行っているので、老父と二人である。診察がない時は、亡母との記憶が詰まっているこちらの家の方が父には居心地がいい

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