2007年7月12日号。<さあ近年にない面白い選挙がスタートだ、みんな大いに愉しもう>。
2007年7月12日号。<さあ近年にない面白い選挙がスタートだ、みんな大いに愉しもう>。 5時起床。 第21回参議院選挙が公示された。今後、メディアは公職選挙法に基づいた慎重な報道を要求される。 この「慎重な」というのがなかなか難しい。「こうしろ」という具体的な規定はなく、「哲学」があるだけだ。 これまでの経験では基本的には「特定の党や候補者を応援しない」「個人攻撃はしない」「選挙結果の予測をしない」といったところだろうか。 しかし、政府与党や野党がやってきたことを論ぜずして、有権者に材料を提供はできまい。論ずることは、おのずと、それぞれへの批判につながっていく。 政策には、責任者があるのだから、政策を批判することは、その個人を批判することにもなるだろう。 選挙結果の予測をするなといっても、それぞれの選挙区での「風向き」を報じずして、選挙報道はできまい。 結局は、いずれも