2019年11月8日号。<森田健作知事のご飯論法 / 説明責任を果たさずに公選法違反で告発 / 英語民間試験導入の背景に教育業界のドン>

 おはようございます。ヨロンです。

 ニュースというのは、受け手側の関心を呼ばないといけないので、どうしても過激な方向に行きます。政治家が良いことをしても、それは当然のことであってニュースにはならない。

■森田健作知事のご飯論法

 最近の文春砲は、確実にターゲットを仕留めるやりかたで突いて来ていて、今回の森田健作千葉県知事の問題もそうですね。台風15号の上陸翌日、森田知事が県庁を離れて公用車で芝山町の”別荘”に戻っていたと週刊文春が報じました。

 政治家には(全員ではありませんが)、「聞かれたことに直接は答えない」という”技”があります。たとえば、「あなたは、この業者から献金をもらいましたね」と聞かれた場合、もらったかもらわなかったか答えるのが普通ですが、「私は、政治資金については法に則ってやっております」と、微妙にずらします。聞かれたことには答えずに、自分の主義主張を話し始めるのです。
 少し前に話題になった「ご飯論法」はこの一部で、「あなたは朝ごはんを食べましたか?」と聞かれたときに、「ご飯は食べていません」と答えます。さらに追求されると、「ご飯は食べないけど、パンは食べました」となるのです。
 森田健作知事は「あれは別荘ではなく自宅です」と、大変なときに呑気に別荘に帰っていたという疑惑を避けるようにしてから、「自家用車に乗り換えて視察した」という説明をしています。
<森田知事「別荘ではなく自宅」>
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3824841.html
<「芝山は私の自宅なんですよ。別荘じゃないんです。自宅なのでございます

(中略)
「パーッとスルーしてみて『こうかな』 という感じも大事だし、1人1人聞くことも大事です。この町並みも含めて『電力はどうだ』『断水はどうだ』そういうことを頭に浮かべながら見て、それが前の時は非常にプラスになったから私はやったので、これは政治のスタイルなんです」(千葉県 森田健作知事)>

 『俺は男だ』に夢中になり、中学で剣道部に入っていた私としては、政治家森田健作は最も見たくない姿なのですが、ここまで来ると醜悪としか思えない。
 文春が追加の事実を掴んでいれば追い込むこともできるでしょうけれど、ここまで開き直られると、今度は議会に追求の場が移ります
 なぜ、わざわざ自家用車に乗り換えたのか聞けば、公務ではないからとかなんとか言うでしょう。それでも、視察をしたのに対応が遅れたのは、それこそ知事として無能である証明となるので、議会や記者はそれを丁寧に説明させるべき。それこそ「説明責任」となります。
 最終的に判断するのは千葉県民なので、外野がワイワイ言うだけだと単なる野次馬になってしまいますが、ここは責任を追求できるのかどうか注目していたいと思います。

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