2019年10月6日号。<香港のデモ隊から飛び出した臨時政府宣言/エッセイ「そこもとは、明智殿の……」>

 おはようございます。ヨロンです。

 ラグビーの対サモア戦は凄かったですね。38-19でダブルスコアでの勝利。いくら4年前に26-5で勝っているとはいえ、サモアには4勝11敗ということで決して油断ならない相手。サモア出身のラファエル・ティモシー選手がトライを決め、最後は松島幸太朗選手のトライと田村優選手のコンバージョンキックでとどめを刺すという理想的な展開は、ラグビーファンだったらたまらないでしょう。
 それにしても、こんなに見ていて力が入って涙が出てくるようなスポーツは、なかなか無いですね。日本代表の活躍もあり、ラグビー熱が急上昇している日本。これが決勝トーナメント進出となったらどうなってしまうのか。
 都内にいると、外国人比率がかなり上がっているように思えます。今までも中国人の増加は目に余る……いや、すみません。眼を見張るものがあったのですが、最近はやはり白人。しかも、ガタイの良い半袖、短パンの白人を見ると、「ああ、ラグビー観戦に来たんだな」と思ってしまいます。

 昨日は、荒川で行われた「東京30K」というマラソンの合同練習会に参加してきました。気温は30度を超え、まさに炎天下。日陰はほとんど無いので、走っていてもジリジリと直射日光が肌を焼いていきます。息をするのも苦しいくらい。
 暑さに極端に弱い私としては、来月の横浜マラソンに向けて、なんとか30キロを走りきり、余裕のある状態で終わらせたかったのですが、結局20キロでリタイヤ。7キロくらいからは走ったり歩いたりの繰り返し。後半はまっすぐ歩くのもキツい状態でした。
 5キロで折り返して3往復するコースだったため、10キロや20キロでリタイヤする人も多く、スタートして4時間後にはあっという間に撤収も行われていました。
 どれだけ暑さが厳しかったかと言うと、午前10時に集合したときにトイレに行き、その後走っている最中も水やスポーツドリンクなどを2リットルは飲んだのですが、次にトイレに行ったのが、終わって食事に行った午後5時ごろだったのです。
 当然、体にはかなりの負担が来ているはずで、今朝は筋肉痛くらいですが、メンテは必要ですね。

 今日は日曜日なので、時事ネタは明日取り上げますが、ひとつだけ
 香港で「香港臨時政府宣言」が広まっているという情報がネット上で出回っています。
 血気酒会で私は、「香港は独立まで行くんじゃないの?」と聞いたとき、香港人の若者は「そこまでは求めていない」ということを言っていましたが、その時点での総意はそうだったとしても、「マスク禁止法」や過激化する香港警察、そして裏にいる中国当局により歯止めが効かなくなっています。
 私は何度も言っていますが、今回のデモは今までと異なり、主導者がいません。この「香港臨時政府宣言」もデモ隊の一部から出されたものなので、おそらく今後はデモ隊の中でも意見が分かれていくでしょう。デモが過激化しつつ、香港人の民意から離れていってしまうとしたら、その後の香港政府、そして中国政府との関係が複雑なものとなっていきます。
 デモ隊の一部が独立を主張して過激化していくとしても、それは叶わずに武力によって沈静化されていくと私は見ているのですが、中枢がいないデモはどのように展開していくのか予想は難しい。市民のデモがこれだけ長期化するというのも、なかなか無いことでしょう。最悪の結末に向けて進んでいるようにしか見えないのは、私の見識の無さであって欲しいと願っています。

 今日から3週連続で翻訳家の漆嶋稔さんのエッセイをお送りします。漆嶋さんは、経済人としてのキャリアを重ねながら、翻訳家として中国史に関係した多くの訳書に関わってこられています。
 気軽に執筆をお願いしてしまいましたが、専門分野の直球で来るかと思いきや、「恐るべき小学生」といい、今回のエッセイといい、もしかしたらとんでもなく引き出しの多い人なのではないか。中国に長く赴任されていたということで、現在の中国や香港デモについて、さらには訳書にもある論語についてなど、教えていただきたいことはたくさんあるので、今後が楽しみです。

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「そこもとは、明智殿の……」

漆嶋稔(翻訳家)

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