おはようございます。ヨロンです。
今日はこれからマンションの理事会があって、行ってこなければなりません。私は今年、理事の番がまわってきてしまったんです。
マンションの理事会とか地区の委員とか、いろいろ地域との関わりってありますよね。勝谷さんが絶対にやらなそうなやつ。
彼の場合は、軽井沢の自宅は別荘地だから良いとして、麹町の変なデザインのマンションとか立花のそこそこ高層のマンションとか、理事会はなかったのかな。あったとしても絶対に出ませんよね。「俺を誰だと思っているんだ。フン!」とか言って。これは、T-1君のモノマネですが。
私のところは、来年大規模修繕工事があるとかで、通常であれば隔月で1時間ほどの理事会を、毎月2時間ほどやっています。これが苦痛で苦痛で。私は会議というものが苦手で、30分を超えるとイライラするか眠くなってしまいます。電話も苦手で、1分超えるともう聞いていません。今日も憂鬱です。
東京の偲ぶ会ですが、今月の26日(水)に行うことが決定しました。場所は新宿麺通団です。
今のところ、詳細は未定ですが、特にイベント的なものはやらず、献花台と遺影を設置して、来ていただいた方に静かに遺影に向き合っていただこうと考えています。店は通常営業をしているので、来ていただいた方には、うどんを食べるかお酒を呑むかしていただければ、勝谷オーナーもあっちで喜んで見ていると思います。
とはいえ、「勝谷誠彦を偲ぶ会」ですから、何か少し変わった趣向も取り入れたいもの。たとえば、麺通団内を延々とライブ配信しながら、トークショーを突然始めるとか。
時間も未定ですが、おそらく献花台は一日設置しておいて、私やT-1君がそこそこ長い時間帯に店内にいるということになりそうです。T-1君は夕方用事があるとか言っていましたが、私はたぶん15時ごろから20時ぐらいまでいられると思います。理事会は30分でも耐えられませんが、これは別。
九州エリアでも偲ぶ会を開催できないか?という声もありました。これはマリックスラインの岩男社長に頼んで、鹿児島でやりましょうか。フェリーを使わないと岩男さん的には旨味が無いだろうけど、参加し易さを考えて、鹿児島市内で会場を設けてもらうとか。それか長崎で鯨を食べながらというのも良いかもしれません。少し考えます。
『テンソコ』については、実は以前毎日新聞出版で書籍化を検討していました。その後、立ち消えになっていたようなので確認します。本来であれば、『サンデー毎日』に掲載されていたものも含めて、竹宮恵子先生の挿絵付きで紙の書籍にしたいところです。しかし現実的なところでいくと、この『xxな日々。』に掲載されたもののみをPDFで出すということになりそう。ちなみに、竹宮先生は、紙でも電子でも挿絵の使用は快諾されているそうです。
「世論社から追悼文集の刊行は出来ないでしょうか?」という意見もあって、できればやってみたいのですが、自費出版にしてもなかなか紙の本を出すのは難しいです。以前アスコムでやったオンデマンド印刷だと在庫も少なくて印刷部数も融通がきくのですが、価格が上がってしまうので、悩むところです。
昨日、stealthへメールを送るとエラーが返るという報告を受けて、調べてみたところ、yukaidearu@docomo.ne.jp というアドレスが無いということでエラーになっていたことがわかりました。
これは勝谷さんの携帯のアドレスです。おそらく昨日解約となったのでしょう。stealth に送ると、まずNiftyのアドレスに転送され(一時期フッターで入れてしまっていたやつ)、そこからさらに携帯に転送されていたようです。勝谷さんが持っているのは「かんたんケータイ」だったので、そこにNiftyのアドレスが設定されているかと思ったのですが、単にdocomoのアドレスに転送していたんですね。しかし、「愉快である」って。勝谷らしいというか。
ニュースを見ると、入管難民法改正案とか、水道事業法とか、ファーウェイのCFOが逮捕された件とか、気になるものが連日出てきてそっちに文字数を割きたい気持ちもあります。しかし、今月はそういう場にはしないつもりなので、勝谷追悼月間として、ユルく余韻を感じる月にします。お知らせすることもありますし。
とはいえ、私の専門的には、来年の統一地方選挙や参院選についていろいろと解説したり語ったりしたいこともあり、特に「参院選が衆参同日になるかどうかは、橋下徹氏の出方次第だ」という永田町的論点を、どこかで披露したいと考えています。
以前も書きましたが、私は10年ほど前から武蔵大学社会学部メディア社会学科で非常勤講師をしています。毎週木曜日が講義の日となっています。こじんまりしたゼミ形式の授業で、学生の数は今年は10人。
一昨日は学生たちの発表会でしたが、勝谷さんが入院したときに少し話していたこともあって皆ニュースも見ていたようなので、最初はその話から入りました。
話が終わってから、学生たちの服が全員黒いことに気が付きました。私は驚き「今日はみんな黒い服着てるけど、これって喪服として合わせたの?」と聞きました。女子生徒が7人、男子生徒が3人。女子ひとりだけ白い服を着ていたのですが、コートは黒。6人の女子生徒は上下真っ黒だったのです。
生徒たちは顔を見合わせ「本当だあ」と笑い始めました。「偶然ですよ。ビックリ!」と驚いていたので偶然なのでしょう。「これって今年の流行りなの?」と聞いたら「いや、そんなことなくて、たまたま天気悪かったからじゃないですか?」などと言っていました。
大学では、毎年そのとき一番興味があることを取り上げていて、「若者政党を作って広報をやろう」とか「スマホだけでドキュメンタリーを作ろう」とかいろいろやってきました。
昨年と今年のテーマは「AIとキャリア」です。「AIとは何か」「最新事情」「AI開発が将来のキャリアに及ぼす影響」を学生たちに教えながら一緒に考えていきます。
その中で、先月取り上げたのが映画『トランセンデンス』。日本語で「超越」という意味になります。
世界初の人工知能を研究開発する科学者ウィル(ジョニーデップ)がテロ集団に銃撃されてしまう。同じ科学者の妻エヴリン(レベッカ・ホール)は、開発中の人工知能に夫の意識をアップロードする。人工知能として蘇ったウィルは驚異的な進化を始めて、理想の世界を築こうとする。しかし、それに危機を感じた人間との対決が始まり・・・という映画です。
扱うテーマが壮大過ぎるのと、いろいろなものを詰め込みすぎたわりに、最後はアレレ?という感じにまとめられてしまい、興行的にも評価も良くなかったのですが、私は面白く観ました。
『トランセンデンス』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=c_dFQpoUyII
なぜ、この映画のことをダラダラと書いたかというと、「勝谷の脳みそを人工知能に移植できていたらどうだったか」と考えたからなんです。選挙時には「知識と教養が詰まった私の脳を、そのまま焼いてしまうのはあまりに惜しい」と言っていたので、本当に脳をアップロードできたら良かったのではないか。映画のように暴走することも予想されるわけですが。
先日T-1君と打ち合わせしていたとき、「勝谷AIとか勝谷botみたいなものを作ってさ、ニュースを入れたらコメントが出てくるとか、プロットを入れたら小説を書くとかしたら面白そうだよね」という話になりました。
今でも結構本気で考えているのですが、もう燃やしちゃったもんなあ。
クイーン熱が止まりません。毎日いろいろな感想や思い出話が届きます。「エアチェックしてました」なんて懐かしいキーワードも。「DTMやっていました」と機材の写真まで送ってくれた方もいました。
30年ほど前に日本でDTM(DesTopMusic)が生まれ、ローランドの『ミュージくん』『ミュージ郎』という製品が発売されてからパソコンで音楽が制作されるようになってきました。
そして1991年に『GeneralMIDI』規格が制定されたと同時に、ローランドから『SC-55(SoundCanvas)』という音源モジュールが発売されて、これがDTMのスタンダード音源となります。
「ヨロンさんはSC-88Proの開発に関わっていたのですか?」という質問も来ました。私は、ローランドのGS音源の半分くらいのプログラムを書いていたので、それが搭載されたGS音源機器にはすべて入っています。SC-88ProなどのSoundCanvasシリーズは、開発そのものにも関わりました。その当時の音源のユーザーとこんな形で繋がれたことには驚きました。嬉しいなあ。
昨日、浜松で仲が良かったMさん(パートの女性)が個人的に主催する、毎年恒例のローランド忘年会がありました。20人くらいの宴会なのですが、社長も来るし、TR-808/TR-909/TB-303といったダンスミュージックでは欠かせない製品を開発し、特にヨーロッパでは熱狂的なファンがいるエンジニアの菊本忠男さんも参加するような濃いものなのです。でも、今年は参加をやめました。
仕事が溜まってしまっているのが一番の理由ですが、疲れも溜まっているかもしれません。今の状況で浜松に行くのはキツかった。と言っても、一日中異様に眠いだけですが。
疲れているときは無理しないようにしましょう。
では、良い週末を。