- 日記
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3時半起床。
花見。前は「0回」だったが今回が公式な「初回」だ。皇居の近くに住んでいるという好条件がだんだんとバレてきて「花見に誘え」という声が増えた。あとは新緑の軽井沢の拙宅と、意外にも冬のそこだ。これはみんなスキーの宿代をケチるのである。私はいつも後片付けに追われていて、滑りに行けない。住人の私よりも常連客?の連中の方が滑っている回数が多いのではないか。
というわけで昨日は昼ごろに拙宅に来てもらった。地下鉄の駅での待ちあわせは野暮というよりも、この時期は北の丸公園に花見に行く人々でごったがえしているからだ。月曜日のそんな時刻にヒマなのだから私と似たような人生のヒトである。フリーと言えばカッコいいが、万年失業者。声がかかってやっと仕事。こうなるともうそのことを愉しむしかなく、座るやすぐに私はシャンパーニュを抜く。ポン。茶碗も皿もひとつずつしかないのに、なぜかこれはちゃんと二客ある上等なシャンパングラスに注ぐ。さすがに一本あけると何をしに来たのかわからなくなるので、2杯くらいで出かける。
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