- <平岡篤頼と早稲田文学>
- <イルカ入手禁止で/山口と神奈川の水族館が団体退会>
- <風俗営業、「性」を除けば減少の一途/年寄り増えて衰退に拍車>
- <NY「恐れを知らぬ少女」像、展示延長 来年3月まで>
4時起床。
喪に服す日曜日であった。身内ではない。身内で次に弔事があるとすれば、一族の長老である私であって、自分で自分の弔いはできない。ときどきこの日記でも登場しているが、新宿に「風花」というバアがある。文壇バアと言われていて、このあとの日記でその物語は次第に書かれていくと思われるのだが、19歳で私はさるひとに連れて行かれた。そのころは店に綺羅星のように作家たちがいて、早稲田大学第一文学部文芸専攻という、書いていて恥ずかしいようなモノ書き志望の少年としては、呆然としたものである。私の指導教官で、終生の師匠である平岡篤頼教授もここの常連だった。実は、最後はここで心臓発作を起こして逝去された。
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