2017年3月10日号。<江戸の小説では「成金」ほど馬鹿にされたものはなかった。アブラ虫の成金を私はいささか、識るゆえに>。

  • 日記
  • <高級ホテル「サウジ特需」/王族ら1千人伴い国王来日>
  • <ラーメン二郎、客への怒りに賛否「2度と来ないで」>

 

 4時起床。
 杖を買った。左足の薬指をほぼ折ってしまった怪我はずいぶんと長引いている。外科の先生はもう治療することはないとおっしゃって、モーラステープを自分で貼るくらいなのだが、やめてしまった。若干の痛みを抑える対症療法ではあっても、もちろん根治にはほど遠く、どうも少なくともしばらくは付き合わざるを得ないと悟ったのである。
 びっこ(糞による差別用語だから使いたい)を、ひいている。どうしてもそうなる。すると身体のあちこちがおかしくなっている。センターが狂ってくるのだ。おそらく靴底の減り方もこれまでと違うだろう。そんなことを楽しみながら歩いていたが、どうもこのままではいけない気がしてきた。なんとかセンターを取り戻さないと。身体のセンターという意識はボクシングをしていてもスキーをしていても、だんだんとわかっている。センターを知ってこその、どちらも回転運動だ。

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