2017年3月8日号。<私もそういえば「就職」していた歳月があった>。

  • 日記
  • <北朝鮮ミサイル発射/専門家「同時着弾に意味」」>

 

 3時起床。
 腐ってもモノ書きなのだなあ、と今朝起きた時の爽やかさで思った。前日、まっとうに仕事をしたからである。この場合のまっとうというのは、原稿を書いたということだ。いつもここでリンクしている『旅読人』と『Meets』の両方とも連載だ。後者は今日の締め切りで良かったのだが、ひとつ書くと勢いで仕上げてしまう。もっとも受領したという担当者からのメールが来ていないので、若干の不安はあるが。絶対に原稿を遅らせないゆえに、確認には私はうるさいのだ。
 前者はさまざまな地域をとりあげて行くのだが、今回は「神戸」だった。生まれ育った地について書くというのは、きっかけが難しい。あまりにたくさんありすぎてどこから入ればいいのか悩む。書き出すと、あれもこれも触れたくて、また悩む。仕上げてみて、幸せな地に育ったなあ、と改めて思った。久しぶりに亡き父母の面影などが蘇ってきた。神戸のあちこちを、よく連れ回してくれた。彼と彼女にとっても若き日々の思い出がたくさんあったのだろうと、改めてわかった。そういう記憶を惹起してくれたことに『旅読人』に感謝しなくては。
 若き日々というのは、私が生まれたばかり、つまり昭和35年からの数年間である。私は次男だ。兄は生まれてすぐに亡くなった。だからまた男の子が生まれたことを両親は喜んだらしい。今日は国際女性デーなので、

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