2017年2月8日号。<実感体験レポート。すばらしいみずほ銀行相手。その国の通貨を持ってきたひとを排除する国が何の「おもてなし」だ>。
- 日記
4時起床。東京。
泥のように眠ってしまった。シンガポールから関空への便はエコノミーながら隣の席があいていたので横になって繭のように丸まって寝はしたが、何しろフライトがそもそも6時間足らず。離陸着陸の時間や、私はいらないのに朝食で起こされたりでほぼ仮眠に近い。家に帰り着くや倒れるように眠ってしまい、しかし17時には起きて、いきつけの居酒屋に行くのである。
さきほど剃ってしまったが、あの髭面(すみません。怖いもの見たさなのか、読者のみなさんが騒いでいるので、毎日リンクしている・笑)
http://bit.ly/2kDfgFn
のままヌッと店に入ると、馴染みというか私の毎晩の夕食のかなりをまかなってくれているフロアのお兄さんがどん引きした。顔に「とうとう失業して浮浪者になったか」とある。いま、これを書きながら、洗濯機をまわしているが、面倒くさかったのであちらで着ていた服もそのままだ。臭かったかも知れない(泣)。「いや、カンボジアに行っていてね」というと、ますます顔に「あやしい」という文字が出る。フツーの人はそうはカンボジアに行かないのだ。
いつもの席に座って、いつものレンコンのキンピラとヒジキの煮つけを食う。私が海外に長くいても和食を食べないのは、帰国してのこの愉しさのためだ。そこに『新政』『菊水』などを順に流し込む。もう天才の作品としか言いようがなくなっている『新政』と、古武士を見るような『菊水』はこの順番でなくてはいけない。ほとんど朦朧として歩いて2分の家に戻って倒れて、いま。