2017年1月23日号。<モンゴル人が強くてもいい。でもね。稀勢の里関、日本人として久しぶりの優勝の、言葉と涙に、やはりこれはいいな、と>。

  • 日記
  • <稀勢の里、白鵬投げ有終の美!25日に日本出身力士19年ぶり横綱誕生>
  • <トランプ氏に抗議、80カ国470万人/主催団体集計>

3時半起床。
あまりにヒマなので日曜日に朝酒を呑んでしまって、一日を喪った。まあ今は戦士の休息ということで。「戦士やなくて戦死しとるんでしょう。ちゃんと稼いで下さいよ」となぜか察知したマネジャーのT-1君。「倒れたり縫ったりばかりで、ちっとも仕事してないやないですか」「いやあ、国民皆保険というのはいい。オバマ・ケアをチャラにされた米国民は気の毒だ」「で、昨日は朝からどこに呑みに行ったんですか。ここは東京ですよ。大阪やアマとちゃうんですよ」。
さすがにずっと一緒に動いているだけあって、それぞれの事情をよく知っている。大阪には朝酒文化がある。東京にはない。あと、私の知るところではかすかに存在するのが北九州の小倉などだ。せっかくこんなに詳しいのに、食のモノ書きの巨匠たる私に、そうした店の記事を依頼してきた雑誌はない。「それはね、人の倫(みち)に外れているからです。ましてや東京で朝から呑めるところなんてあるわけがない」。あるのだな、これが。日本人目線で探すから見つからないのである。その枠組みの外から考えるといい。

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