2012年12月6日号。<ひとりいる 贅に驕るや 五十二歳>。

2012年12月6日号。<ひとりいる 贅に驕るや 五十二歳>。  4時起床。  う~ん、これまででもっとも枯れた誕生日かも知れない。まことにいいことだ。  52歳になった。子どものころ、自分が40歳になる時のことを想ってゾッとしたものだが、それをひとまわり過ぎたわけだ。  明後日、福岡で『CUBE』があるので今日から西へ移動。せっかくなら途中で田中康夫さんの応援に入ろうと、今夜のうちに尼崎の実家まで行く。実家に泊まりはするが、それ以外に誰とも会わない。誕生日だからといって「特別」だった昔は、あれはいったい何だったのだろう。  本当はこうやって特別めいたことを今日書くことすら、自分では嫌になっている。何なんだろうなあ。ここ数年、生きていることに関する考え方がかなり変わった。意識してそうしている部分もある。  「執着」がなくなったんですかね。これは自由に生きているものとしてはかなり危険な現象で

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