2011年10月16日号。<新たな「世界同時革命」もどきと次に求められる人類の叡知について>。
2011年10月16日号。<新たな「世界同時革命」もどきと次に求められる人類の叡知について>。 4時起床。鳥取市。 窓の大きなホテルだ。だんだんと明けていく空を見ていると雲たちがその白さを増していく。この地に伝わる白兎たちが何匹も跳ねているようなここちして。 昨日も少し触れたように知友・安藤隆一さんの長男の結婚式のためにここにやってきた。やってきたという感覚がないほどに、鳥取はよく知った地である。長崎県が私にブランド大使を委嘱した時に「なぜ鳥取が思いつかなかったのか」と地元に衝撃が走ったと言われるほどだ(笑)。 安藤さんはもともと鳥取県の職員である。私がいつもここで罵っている「役人」だ。しかし罵る一方でほとんどは額に汗して公僕に徹している人々であるということは、おそらくあなたや、あなたもよく知っている。だからこそいいかげんな連中が全体の名を貶めることを指弾しなくてはいけないのであ