2011年10月15日号。<華やかなる海軍の宴と低劣なる天声人語の頭の悪さについて>。

 2011年10月15日号。<華やかなる海軍の宴と低劣なる天声人語の頭の悪さについて>。  3時起床。大田区蒲田の安ホテル。  昨日は横浜で、あとで書くようなすばらしい宴があった。今日は午前中の飛行機で鳥取入りである。知友・安藤隆一さんのご子息の結婚式に出るのだ。  であれば何も都心まで戻ることはあるまい、とちょっとした旅気分もあって蒲田に泊まったのが大失敗。せっかく近くまで進出したのにいつもよりも早起きになってしまった。蒲田が悪いのではなく宿が悪いのでもなく、隣の部屋の奴がよくないのだ。  朝3時、目ざまし時計の電子音がする。私は必ずその直前に自分で目が覚めるので「あれ、昨夜呑みすぎたかな」と起きると自分の部屋のそれではない。隣室なのだ。ずいぶん長く鳴っていたがやがて止まった。やれやれともう少し寝ようとすると、また鳴り出す。それが繰り返されること十数回。ようやく止まったのは30分ほどもし

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