2011年8月5日号。<ヒロシマ、ナガサキにフクシマをくっつける異様さが海のこちらからは見えてくる>。
2011年8月5日号。<ヒロシマ、ナガサキにフクシマをくっつける異様さが海のこちらからは見えてくる>。 5時起床。リスボン。 こちらの夜明けは遅い。7時くらいに明るくなるか、どうか。灰色の空がようやく白絵の具を混ぜたような色彩から水色へとかわっていくのである。しかし10時を迎えると壮絶といっていいブルーになる。その頃には肌を焼く陽差しの強さで、もう太陽は視覚の認識ではなく触覚で感じるものとなる。私もいま、これを書きながら昨日の日焼けでできた肌の突起を眺めている。 欧州から観る北東アジアというものは面白い。半島と大陸と列島という小さなゾーンで見ているものがいかにこちらから見ると気が狂っているかがよくわかる。これは朝日新聞のニュースだがパリ発だ。パリの特派員の気持ちがよくわかる。 <北朝鮮議長のジュネーブ軍縮会議/カナダがボイコット> http://www.asahi.com/in