2011年7月12日号。<それぞれの地元で電力会社という「領主さま」の魔法が溶けつつある。博多より>。
2011年7月12日号。<それぞれの地元で電力会社という「領主さま」の魔法が溶けつつある。博多より>。 3時半起床。博多。 そうか。山笠だったんだ。 博多の街は1日から始まった博多祇園山笠で艶めいている。クライマックスの追い山笠は金曜日の早朝だ。 気がついたのは福岡空港から乗った車が中洲の橋を渡るころだった。人出が凄い。それも何故か男ばかりだ。その男たちの肩がとんがっている。ちょっと昔の炭鉱街を思わせるような「いきがり」の空気が漂っている。「博多は元気だねえ」と呟くと運転手さんがあっけにとられたように「山笠ですからね」と言ったのである。なるほど。 昨日は3日分を詰め込んだような1日だった。一昨日のこの時刻はまだ根室にいたことを思うと呆然とするのである。貴重な東京滞在の24時間だった。 あまり寝ずに『スッキリ!!』を終えて局からの車で表参道に出る。11時から髪を切り12時から花