2010年12月8日号。<「あのいくさになぜ負けたのか」。新帝国主義時代を前に、若い人たちこそ考えよ>。

 2010年12月8日号。<「あのいくさになぜ負けたのか」。新帝国主義時代を前に、若い人たちこそ考えよ>。  4時起床。  本日は大東亜戦争の開戦から69年目の記念日である。ためしにグーグルのニュースサイトで「開戦」と入れてみる。  大東亜戦争に関しては回顧ものの話がいくつか出てくるが、残りの「開戦」は朝鮮半島にまつわるものだ。南北がついに衝突するのか、といったような。  日本人のこの忘却の早さと無関心さはいったい何なのだろうかと思う。非戦闘員の頭上に原子爆弾を落とされたという、無差別虐殺についてはあれだけ毎年わあわあと騒ぐ。にもかかわらず、そもそもそこに至る戦いの火蓋が切られた日には興味がない。  しつこいほど繰り返すが「軍事を知らずして平和はない」のである。被害者面して平和のお題目を唱えているだけの原爆忌や終戦記念日はそりゃあ楽だろう。負け戦につながった原因と直面しなくてはいけない開戦

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