2009年9月17日号。<「普通の民主主義国家」誕生でアメリカはむしろホッとしているとの声も聞こえてくる>。
2009年9月17日号。<「普通の民主主義国家」誕生でアメリカはむしろホッとしているとの声も聞こえてくる>。 3時半起床。 あまり寝ていない。昨夜は遅くまで新内閣の面々の会見を聞いてしまった。 惰性ではない。ひとりひとりの言葉が持つ力に、寝ることが惜しかったのだ。 鳩山由紀夫新首相をはじめとして、多くの閣僚がペーパーに頼ることなく、自分の言葉で就任の抱負を語り、記者の質問に答えていた。もちろんいちおう紙は用意されているようで、特にひとことひとことに外国からの注目が集まる岡田克也外相などはさすがにそのあたり慎重だったが、閣僚の何人かはむしろ記者とのやりとりを楽しんでいるようにすら見えた。 一方で紋切り型の質問しかできない記者クラブの皆様の十年一日ぶりもこれまたあぶり出された。 やはりそれぞれの分野で野党として苦労しながら自分の専門をきわめてきた人材を起用したことが生きていると思