2009年5月27日号。<盧武鉉の死、北朝鮮の核実験、開城工業団地閉鎖をつなぐ恐怖のミッシングリンク>。

2009年5月27日号。<盧武鉉の死、北朝鮮の核実験、開城工業団地閉鎖をつなぐ恐怖のミッシングリンク>。  4時起床。  23日に起きた韓国の盧武鉉前大統領の死に関して、24日のこの日記で極めて疑問点が多いと書いた。  その直後に北朝鮮が突然の核実験をし、短距離ミサイルを乱射した。この二つの出来事を結びつけて書く大マスコミはないが「偶然と考えるのがもっと危険」を座右としているはずのインテリジェンスの世界では、当然両者を結ぶ「リング」が必死に探されているはずだ。意外とそれは、朝鮮半島情勢そのものを動かすものかもしれないという気が私はしている。  24日の日記で私はこう書いた。  <元大統領には警護官がきっちりとつく。その厳しさは日本の比ではない。  何も彼を護るためではないのだ。むしろ、国家機密の固まりのような前大統領に、北朝鮮が工作員が近づいたり身柄をとったりすることを恐れているのである。

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