2008年9月5日号。<総裁選で官僚組織の抜本改革をどの候補者をトップに掲げられぬのが官僚主権下の自民党の宿痾>。

 2008年9月5日号。<総裁選で官僚組織の抜本改革をどの候補者をトップに掲げられぬのが官僚主権下の自民党の宿痾>。  3時起床。  今日は『たかじんのそこまで言って委員会』が2本録りなので朝早い便に乗らなくてはならず、この時間の起床。というか、昨夜も取材というか密談のあとかなた遅くまで飯を食っていたので、あまり寝ていない。  昨夜もそうだったがここ何日か、自民党の総裁選を巡って何人かの政治家や記者たちと話をしていて気がつくのは、長く政治を見てきた人ほど、今の状況に冷笑的になっているということだ。  馬鹿騒ぎをしている大マスコミとはかなりの温度差がある。  「総裁選で盛り上げて民主党の代表選挙を埋没させる」などと言っているのは、実のところ利権談合記者クラブの方々ばかりなのである。彼らは「あっち側の人たち」だからだ。  ある老記者は言った。  「総裁選となると、みんなリップサービスをするので

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