2008年2月25日号。<27年ぶりに蘇った「疑惑の銃弾」が教える当時と今のメディアの劇的変化>。
2008年2月25日号。<27年ぶりに蘇った「疑惑の銃弾」が教える当時と今のメディアの劇的変化>。 4時起床。 さて今日のテレビ各社の三浦和義逮捕の扱いはどうか。 これは日本のメディアというものを読み解く上でなかなか面白いと思う。 新聞が興奮するのはわかる。読者層の年齢が高いからだ。 しかし、テレビはどうか。あの謎解きに全国民があけくれた頭脳ゲームを、事件そのものを知らない、わかりやすさを求める今の視聴者が受け入れるかどうか。 これはその意味でなかなか面白い試金石かもれない。 事件そのものは27年前に起きた「ロス疑惑」と今との間に、私たちとメディア、あるいはコミュニケーションについてどれほどの溝が横たわっているかということには驚いた。『週刊文春』でデスクとして「疑惑の銃弾」をスクープした、安倍隆典さんという人について、パソコンで検索をした時だ。 私の検索の仕方が間違ってい