2007年11月3日号。<利権談合共産主義をついに政権の場に持ち込んだのが大連立の呼びかけだ>。

 2007年11月3日号。<利権談合共産主義をついに政権の場に持ち込んだのが大連立の呼びかけだ>。  5時起床。  名古屋。夜が明けたばかりの尾張平野を、50階に近いホテルの部屋の窓から見る。  左手には海が、そして右手にはおそらくアルプスへと連なっている皚々たる山々をはるかに望むことができるのである。  鳥の眼だ。しかし、それは麻薬のような作用を持っていると、私の中の何かが囁く。  たとえば私が経営者であったならば、自分の部屋をこういう場所に作ってはいけないと。  六本木ヒルズだかに争って入っていた連中の話を、とんと聞かなくなった。さもありなんと思う。  もっともその連中はまだ「外向き」だ。「内向き」の変態が成り上がると、社長室をラブホテル仕様にする。  高層階の宿泊者のためには別室でフリーの朝食が用意されている。最近、こういうホテルが多くなった。しかし、私は一度も利用したことがない。

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