2007年5月30日。<「女房がわかるところ」にあったのは果たして「家族への手紙」だろうか>。

 2007年5月30日。<「女房がわかるところ」にあったのは果たして「家族への手紙」だろうか>。  5時起床。  松岡利勝農水相の自殺にまつわる疑惑の埋葬は、驚くべき速度と共同作業で進んでいる。  あれだけ普段は優柔不断な安倍晋三首相が、ここでは見事な指導力を発揮し、自ら一兵卒のように活躍していることには目を見張らざるを得ない。  やはり、今回の事件に関しては、首相が個人的にかなり深く関与している感触を私はそこに感じる。「誰にも相談できないこと」すらあるのではないか。  まず遺書を巡ってだ。  塩崎官房長官は松岡氏の遺書を一旦は公開しないと発表した。  <首相あての前農相遺書、公開しない方針・官房長官>  http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070529AT3S2901129052007.html  ところが、数時間後、首相は自らその内容の一部をベラベ

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