2007年4月20日号。<虚実の間で危うく揺らぐ7篇を収めた私の初の小説集『彼岸まで。』>。

 2007年4月20日号。<虚実の間で危うく揺らぐ7篇を収めた私の初の小説集『彼岸まで。』>。  5時半起床。  私の初の小説集『彼岸まで。』が今日刊行される。  http://www.kobunsha.com/book/detail/92545.html  アマゾンではまだ「近刊」になっているので、ビーケーワンでご紹介。  http://www.bk1.co.jp/product/02778360  火曜日に大阪のホテルまで見本を届けてもらった時は、封筒から出したあと、思わず抱きしめてしまった。それほど、私にとってはかわいい本である。  この3年間、ご存じの貧乏スケジュールの中で、それこそ血の滲む思いで、小説を書き継いできた。  それは、小説家になるんだと決めて、四半世紀以上前に文芸専攻に進み、今は亡き恩師・平岡篤頼先生のもとで、習作に励んでいたころから自分に課していたことだった。  よ

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