2007年3月10日号。<同胞の苦しみをオノレの運動に利用して敵に利する売国奴>。
2007年3月10日号。<同胞の苦しみをオノレの運動に利用して敵に利する売国奴>。 5時半起床。 今日も一日、収録をはさんで仕事場に籠城になりそうだ。本を読む時間までとれないのが、いちばん辛い。と言いつつ、明日はなんとか、一冊紹介しようと思っているのですが。 私の読書はたいがい、というか99パーセント移動中に行われているのだが、「本なんか読んでいる場合か」とズッシリと重い、別のものを持たされているのだ。 4月20日前後に光文社から刊行予定の、私の初の小説集『彼岸まで。』のゲラだ。 私はゲラをいじるのが嫌で編集者を辞めたくらいで、普段でも送られてきたゲラは斜め読み、それどころか「ゲラはいらない」と言って編集者に任せてしまうほどだが、さすがに自分の小説となると、じっくりと読み込まざるをえない。珍しくあちこち、てにをは、に手を加えたりもしている。 そういうわけで、飛行機の中でも、ラウ