2018年11月10日 都内某病院の病室内にて

勝谷誠彦が入院中の病床から語る:国会、選挙、内閣〜安田純平さん

結局今も江戸時代と同じなんだな

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ポンコツ内閣〜選挙〜国会

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ヨロン:五輪の担当大臣がなに答えても答えられなんみたいなとか、あと、片山さつきさんがなんかもうとにかく不祥事だらけで火ダルマになっているとかあるんだけど、あれって、安倍さんはもう織り込み済みでやってんのかね?

勝谷:いや全然織り込んではないよ。

ヨロン:だって、あのオリンピックの大臣なんて酷いよね。普通の日本語しゃべれないんだよね。

勝谷:だけど、過去、普通に日本語しゃべれない大臣つうのはいっぱいいたけど、五輪担当になった段階で、五輪というのはなにかということについて、五輪担当大臣はできないわけ。それのうえで、東京の今度のオリンピックの特別なね輸送体制はどうなっているかとか、さき島だか夢島だかの宿舎はどうなっているかとかいう話になると、「今それじゃあ担当者を呼びますので、答弁させます」とか、後ろとゴチャゴチャしたりとかね、今オレ野党だったら、もっとすっごく可愛がってあげるよ。オリンピック担当のなんとか、誰だっけ?名前覚えてないや。

ヨロン:桜田

勝谷:桜田。「桜田大臣お答え願いますが、オリンピックはなぜオリンピックって言うんでしょうか」絶対答えられない。「オリンピックって何語でしょうか」どんどんたたみ込んで行くんだよ。
「え……それは……ギリシャ語」。「なぜ、ギリシャ語なんでしょうか」。「ギリシャで生まれたから」。「ギリシャで、じゃあいつ頃どういう時に生まれたんでしょうか」。一切答えない。「それは、ギリシャの紀元前に小さな国が沢山乱立していた時にスポーツの祭典をやって、その間はみんな休戦しようぜーっていうのが元々の趣旨だったんですよ」と。「したら大臣、日本ね、世界一の平和国家日本がオリンピックを主催する以上、責任を持って、その間は、世界中のあらゆるところで紛争は停止するという提案をしたらどうでしょうか」と。ねっ。「これにいささかもかかわっている国はオリンピックには参加させない。これは直接戦闘だけではない、そこに援助とか兵員を送ってとか、そういうところも平和の祭典には参加させない、というくらいの意思を示せばどうか。如何か」。これはオレ名提案だと思うの。絶対反対できないじゃん。ホントにやったらスゴいことになるよ。

ヨロン:それはそうだよね。

勝谷:安倍さんもここで、一発腹を据えて、どうせもうあと一期しかいないんだから。「わたくしが責任を持って」とかって。これはなにあれ、国会の場なんていいとこだったのに。ほんとに。オレも兵庫県議会答弁したかったよ。オレはなにを言いたかたって、あれよ、自治というは、自分を守るということ、権利の主張と自治は裏腹なの。だから、アメリカの州には州の軍が、州軍があるわけ。ねっ。いざという時出動するのは日本は中央の自衛隊と警察と消防じゃない。そうじゃなくて、最初は災害の時だけでもいいから、都道府県としての組織を作ると。オレは最終的には、兵庫県軍を作りたいんだけど。

ヨロン:言ってたね。それね。

勝谷:そう、最初からそれ言うと、ただの危ない候補になるけど、県軍とか。

ヨロン:言わなくてよかったよ。

勝谷:最初は緊急特殊部隊から始めるんだけどさ。そうだ、オレたち結構危ないとこまで行っていたね。調子こいてたら行っていたな。いやだけどなんか、それくらい面白い人がもっと出てきて欲しいよな。

ヨロン:今、そういう桜田さんとか、その火ダルマになっている片山さきつさんとか、まあ色々何人かちょっとポンコツみたいにはあるけど、それはそれでもう辞めさせずに、安倍さんはもう来年まではもたせる?

勝谷:いや、やる。オレだったらもう辞めさせて、また質が違うんだよね。片山さつきのダメさ加減と桜田のダメさ加減て。桜田という人は知能指数のそのものが低いんで、あの、どんな中小企業に勤めていても、多分係長、困った係長。「係長だよまた〜」みたいな人で。片山さつきは、ほら、ちょうど多分あの人そうだよ、4大卒第一世代。「けけけ。私はね、私はね」って言っているわりに何もできない。安倍さんもそれはよく分かっているわけで、辞めさせたって次がいるか、いないんだよ。安倍さんね、あの人ね、顔が広んだよな結構な。あのだからね、もっと民間人を使わなきゃ。あの人、芸術家とかにも顔が広いし。

ヨロン:なんか、残っている自民党の大臣候補者をとりあえず全部ぶっこんだみたいなのはあるから、ああなっちゃったんだろうなきっとな。

勝谷:いや、ぶっこんでもいいんだけど、2人くらいは枠を残しておいて、そこで別の意味で物議をかもす。おお言うじゃーんとか、そんなのありかよとかいうような、例えば勝谷誠彦みたいな人を1人大臣にしておくと、少々バカが出現したって、もっとスゲエことをこっちがやらかすから。みんなマスコミ、マスコミってね、これはヨロンさんも覚えておいて欲しいんだけど、新聞の一面ってスベース決まってんだよ、取ったもん勝ちなんだよ。それから、ニュースの時間も決まってんだよ。どれをトップに持ってくるかだよ。そしたらあんなさ、しょうもない小役人みたいな大臣がさ、しょぼい失言するよりもね、「ここは事実上、日本は世界屈指の軍備を持っているんですから再軍備宣言をしないというほうがおかしいんじゃないか」とオレが言うと、大騒ぎだよ。「論理的になにかおかしいことありますか」ってねっ。「うちの給食、明日から自宅からお箸持ってきていいよって決まったよね。決まったよね。どうしてそれをみんな、箸入れにこそっと入れて持ってきてそっと出しておかしいでしょ。どっちが卑怯ですか」って。先生はその一方で、「何事も正しいことは堂々としなさい」と言っている。日本の自衛隊はどこが堂々としている。日陰ものじゃないかと。ね。自衛隊ってなんなの。他衛隊ってあるのかと。他の人。他衛隊。アーザースディフェンスフォーシーズって。スゴい迷惑じゃないか、勝手に来て、ここはオレにって言って。それってあれじゃないか、ただのウルトラマンとかヒーローじゃないかって、カラータイマー鳴り出すシュワッチって行っちゃう。だけど、今の自衛隊がやっているのは、他衛隊なんでしょう。頼まれもしないのに、どっか東の国からPKOとか言って来て、やっているのは土建作業だけという。国際土木隊というね。もうあれテーマソング、「♪サンダーバード」、島行くとグアーっとあれが開いてさ、銃器が出てくるとかさ、これいいなちょっと。

ヨロン:サンダバードはね、政策にあげているところもあったけどね。

勝谷:それが響かないでしょ、みんなにピンと。それは政党のCM全部頭から下までサンダバードでさ、でさ、出てくるとかさ、あの例の人形のあれでしょ。絶対大ウケだよ。それぐらいやんなきゃ。何を話したかわからなくなったよ。こういうバカな話が面白いんだよ。

ヨロン:バカな閣僚がね、安倍さんはそこらへんはちょっとこう想定外におかしかったところもあるから、まあ民間人を入れておきゃあよかった。

勝谷:これだからみんな痛感すべきは、いかに与野党問わず政界に人がいないか、あと野党考えたって誰がいますか。なにかっていったら今もう辻本さんだとか、なんだとか、もうここ十数年ずっと数人でまわしていると思わない?誰かいる?最近なんか、スゲエ人当選したとか。だいたい、スゲエ人は出なくなった。昔だったら選挙の目玉ってのがあって、面白いじゃんこいつ通そうぜーっていうのがね。ドクター中松だったけかな、いつも都知事選。みたいな人もあれ必要枠なんですよ。

ヨロン:ホリエモンが出た時も、あれ当選していたら面白かったかもね。

勝谷: ホリエモンは面白かったよ。ああいう人を通さなきゃダメなんだけど。あれなんでああいう人がいなくなったかって言ったら、参議院の全国区がなくなったから。

ヨロン:参議院はでも、比例は全国区だよ。

勝谷:だけど、昔みたいな人気投票じゃない。

ヨロン:今、組織がいれるからね。

勝谷:そう。オレとホリエモンが一緒に政党作っていたら面白いよね。

ヨロン:すっげえ政党。

勝谷:そうなんだよね。うん。今の政党、参議院とはまた違うよね。全国区のワクワク感ね。必ずタレントが上に来てね。そう思うとさ、今の若い人なんて、面白くできることいっぱいあるじゃ。参議院の全国区なんてのはある意味大統領制の練習だよね。地方の首長もまあ大統領制の練習で、そういうことの面白さにもっと気づいて政治って面白いじゃん。なんか若い人がそういうことを目指して、地方の首長に立候補したりすると新聞も珍しいものを書くみたいに書く。記者なんてそれより若いんだから、もっと応援するように書かないとダメだよな。

ヨロン:あと、その選挙が分かりにくいってのもあるかもしれない。アメリカってほら、上院、下院ってなんか数バーっと入れて終わって分かりやすいけど、今のあの比例の話もさ、衆議院は名簿があって、で、比例復活みたいのがあるけど、参議院っていうのは票取ったもんが、その政党の票になるから、だからその上から順番に決まるとか、なんかややこしいんだよね。

勝谷:ややこしい。でも、アメリカもさっき言ったようにそう簡単ではないんだよな。なんでもっとシンプルにできないかね。

ヨロン:多分その面白い人が政治家になっても、やることがつまんねーなってなっちゃてるからね。今、その面白い人がどこの政党から出るかって考えた時に出たい政党無いだろうしね。

勝谷:無いね。無いのがなんでかって言ったら、例えば自民党の中で小泉がもっと頑張らなきゃダメなんだよ。あの、昔は、跳ねっ返りって言われてさ、上からいじめられていたのがいたよ。あるいは、もっとジジイでも暴れん坊って言って、ハマコーみたいのがいたよ。誰もいないじゃん今。

ヨロン:ハマコーみたいのいないね、そういえば。

勝谷:いないよ。長机持ち上げて暴れるようなの。紋紋(入れ墨)はいってるんだぜあの人、背中に。ビックリしたよ選挙区で。祭りであれ見た時は。

ヨロン:すげえなぁ。

勝谷:そういう人もいて、任侠の親分なんかいての国会だと思うけどね。入れてくれろよおっかさん背中のイチョウが泣いているなんてカッケーけどな〜。公約守れなければ、この指が、とかやっていると。

ヨロン:小選挙区だから、1人しか選べないからそういうこうちょっと外れもんみたいな人が出てきづらくなっちゃったのかね。

勝谷:きづらい。

ヨロン:2人3人だったらさ、この人も面白いからってあるかもしれないけど。1人だけだとな〜。

勝谷:まあ、アメリカの中間選挙見てて思ったのは宗教の凄さだな。ああ、あのやっぱキリスト教だけどさ。キリスト教ってのは、いっぱい派閥があってさ、それが戸別訪問、戸別訪問が受けるから徹底的に戸別訪問するじゃん。やっぱ公明党強いと思ったよ。まあ言うけどさ、するんだから戸別訪問。なぜか公明党の戸別訪問はいいことになっているんだよね。

ヨロン:まあ、宗教活動だからね。

勝谷:そう言われるとね。エホバの証人と一緒なわけでしょ。パンフレット読んでください、と。ね〜。それだったら、ヨロンさん、勝谷教って裏で作ればよかった。

ヨロン:いやだなぁ〜。そんなんで家まわりたく無いよ。

勝谷:行ったじゃないか、新興宗教にもお願いに。

ヨロン:オレは行かなかったよ。

勝谷:あれ?ヨロンさんは来なかったっけ。

ヨロン:田井地くんと行っていたじゃん。

勝谷:へんなお祈りさせられたよ。選挙って大変だなと思ったけど、人生で最大のね、いい体験ですよあれはね

兵庫県知事選挙を振り返って

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安田純平さんについて

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