2010年2月25日号。<同じ北米大陸で社長と所属する安藤美姫がともに「判定」を待ち受けるトヨタの運命>。
2010年2月25日号。<同じ北米大陸で社長と所属する安藤美姫がともに「判定」を待ち受けるトヨタの運命>。 4時半起床。 深夜、胃の激痛で目が覚めた。胃壁全体が中から固いもので押し上げられているような感触だ。 長年にわたって辺地を旅してきて、おそらくはさまざまな悪いものを身体に入れてきたせいで(笑)私の胃腸は鍛えられて至って丈夫である。海外でお腹をこわしたこともない。だから国内でさして過酷でもない日の(そうでもないか。一日中座って『天国のいちばん底』を書き上げたんだから)夜に自分のベッドでこんな目にあうとは予想外だった。 起き上がったものの手もとには市販の胃薬しかない。飲んで横になるも痛みはとれず、さまざまに姿勢を変えて呻吟するうちに、ようやく薄皮を剥ぐようにおさまってきた。 落ち着いていられたのは、原因が推測できたからだ。昨夜、古巣の文藝春秋の先輩である西川清史さんに連れられ