2015年9月29日号。<久しぶりにパトカーに乗せていただきました>。
2015年9月29日号。<久しぶりにパトカーに乗せていただきました>。 3時半起床。尼崎市の自宅。 秋の雲は「底」が美しい。太陽が出始めるとその「底」が紅からやがて黄金色に輝いて行くのである。それを見ているのが、愉しい。とはいえ、なんでこんなことをしているのかなあとは思う。尼崎の実家近くに4つ目の家を借りたのはやはり老父のことが頭にあったからだ。倒れてしまったならば、ホテルではなく家があって様子を見られたほうがいいかなあと。しかし、倒れ方が豪快すぎて、意識がないので、専門家の医師である弟にある程度まかせるしかない。「見舞い『がい』がない」というと不肖の息子もここに尽きたかと思われそうだが、でもそうなのである。 もっとも「あの医院のボクチャン」が50歳も半ばになって地元に帰ってきたというのは、ここはここでなかなか喜んでくれる人もいて、ああ、ひょっとすると私の別の人生があれば、この地で開