2015年7月31日号。<旧友と仕事。撮って書いて編集して妓のところに流連するという私たちを、今の方々はわからないだろうなあ>

2015年7月31日号。<旧友と仕事。撮って書いて編集して妓のところに流連するという私たちを、今の方々はわからないだろうなあ>。  4時半起床。  お詫びをしなくては(苦笑)。昨日「さあ、今日も練習に行こう!」なんて威勢のいいことを書いたけれど、練習に行きませんでした。ちゃんと懺悔しておきます。「帰還」に関してまことに温かいメールをたくさん頂戴したので、余計に申し訳なくて(泣)。メールの中には「光景が浮ぶようだ」「小説みたい」という声がいくつもあったが、それは意識して書いているのです。写真家という仕事をしてきたせいか私はビジュアルに関心が深い。だから、ずっと紙の仕事をしてきた小説家の方々とは視点が違う。『ディアスポラ』の書き出しはカメラがパンしていくように、あたりの風景を描き出している。  旅先で書いた日記などもしばしばそうでしょう。そのことが好きというか、それに慣らされている読者の方々が

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