2011年10月30日号。<支那は親日的な国ほど侵略している気がする>。

 2011年10月30日号。<支那は親日的な国ほど侵略している気がする>。  3時起床。軽井沢。  土曜日の番組への出演が突然キャンセルになったので発作的に帰宅した。マネジャーのT-1君の中継にも若干の齟齬があったようではあるが前日に「ありません」と言われてもなあ…といいつつ私はシメシメと思ったのである。帰らなきゃ、とずっと考えていたからだ。理由は蔵書である。北杜夫さんの著作のほとんどを私はこの家の書棚に大切にしまってある。だから訃報を受けて東京であの本、この本と身もだえるように読みたいと思っても無理だったのだ。  かといってアマゾンで新たに取り寄せるものでもない。私にとっての北さんの本は「買った時の本」なのである。少年であった私が手にとって宝物のようにときめいた、そのオリジナルでなければ意味がない。本て、そういうところがあるでしょう。  夜明け前、私は北さんの本に囲まれてこの日記を書いて

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