2011年5月26日号。<「誰がいつどこでどういう嘘をついていたか」の検証から復興ははじまる>。

 2011年5月26日号。<「誰がいつどこでどういう嘘をついていたか」の検証から復興ははじまる>。  4時起床。岡山県児島市。  長崎から帰京して20時間あまり東京にいただけでまた半分ほど折り返した(笑)。  宿は市街地をやや離れた高台にあって、瀬戸大橋が左にカーブしながら四国へと延びている。対岸にはおむすびのような見事な三角形の山が並び、かの地に不思議な縁を持つことになったうどん屋としては、そこが讃岐平野であることがすぐにわかるのである。  宿のまわりは緑が多く、今朝は鳥の声で目が覚めた。締め切られた窓の高い階にもかかわらず、うるさいほどの啼き声だ。まだ暗いうぢにはルリルリルリとしきりに啼く声が響いていたが、やがてあまたの鳥たちが加わり、明るくなるころにはウグイスが、この季節にしてはなかなか上手にうたうのであった。  昨夜は19時ごろに岡山空港に着き、児島には20時ごろに入った。「おいし

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