2019年10月2日号。<香港が止まらない/軽減税率「新聞は8%だから続けよう」とはならない>

 おはようございます。ヨロンです。

 『まんぷく』『なつぞら』と、すっかりNHKの朝ドラにハマりまくっていましたが、今週から始まった『スカーレット』は、まだグッと来ません。悪くはないと思うのですが。『なつぞら』に感情移入しすぎて疲れてしまったか。

「本がなかなかスムーズに読み進められない」と書いたところ、「私もそうです」という感想をいただきました。自分だけでなかったとホッとしたのですが、これは慣れなのかな、とも思います。何冊も読み続ければ、徐々に集中できるようになってくるのかもしれない。
 いただいた感想の中で、『わたしの女神たち』(渡辺淳一)の「女はつくられる?」という話を紹介していただいたものがありました
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 「渡辺淳一は、若い頃よく読んだなあ」と懐かしさが込み上げてきました。もう40年近く前ですが。北海道を舞台にした大人の男女の身を焦がすような恋物語が、遠い憧れとして、若き貧乏学生のヨロン(当時は「茂」でしたが)には映っていたのでしょう。貪るように読んだ記憶があります。あのころは、読んでいる途中に別のことを考えていて戻ることも無かったな。
 今は、性の表現に対する世間の目が厳しくなっています。上記エッセイは日経新聞に掲載されたものらしいのですが、現代だったらジェンダーの観点からクレームが来てしまうかもしれません。「表現」というのは、本来それぞれ見る人が価値を決めるものですが、今のようにSNSで小さな意見が拡散されてしまうような時代だと、少しの意見で全否定されてしまうこともあります。窮屈さを感じませんか。

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