2019年7月15日号。<自公で過半数の勢い~参院選情勢/北方領土の悲観的な交渉/驚きの「ディープ・フェイク」技術>

 おはようございます。ヨロンです。

 昨日は、YMOの話まで書いていたら、また10時ギリギリというか少し過ぎてしまいました。「10時までに」は勝谷さんのように義務化しているわけではなくて目標としていますが、それでも時間が迫ってきてかなり焦るのは、20年近く見てきた影響なのかと思います。刷り込まれたものはすごいですね。

 そのYMOのことで間違いがあり、指摘していただきました。松武秀樹さんの後ろにあるタンスのようなシンセサイザーはローランドのMC-8ではなく「モーグIII-C」です。訂正します。「自社製品を間違えちゃ駄目ですよ」という暖かいコメントもいただきまして、ありがたい。
 そうなんです。松武さんがMC-8を使っていたことがあってつい書いてしまいましたが、間違いです。
 ちなみに、ローランド製のタンス型シンセサイザーは「SYSTEM-700」というもので、タンスと言っても小型ですが、それでも発売当時の価格は240万円したそうです。
 さらに、MCついでに言うと、ローランドのシーケンサーはMC-8のあと、MC-4と続き、名機MC-500Mk2が登場するのですが、MC-500を最初に出したときはほとんど売れませんでした。確か500台と聞いたような記憶が。通常は2万台で合格ラインとなります。

 開発者の片山さんに直接話を聞いたことがありましたが、彼いわく「半歩先に進むところを一歩先に行っちゃったんだよね」とのことで、しばらく時間を置いて機能をアップさせ出したのがMC-500Mk2でした。これは世界中で大ヒット。外観は同じなのに。
 これも週報迂闊屋で書いたかもしれませんが、その片山さんは非常に優秀なエンジニアでプロレベルのベーシストでもありましたが、何度か死にかけたようなドジなところもあり、当時は「早死するんじゃね?」などと冗談を言っていたのですが、。心臓が悪かったようで、数年前に本当に亡くなってしまいました。優しくて後輩思いの素敵なエンジニアで大好きでした。

:::::::::::
この続きをお読みいただくためには、ログインが必要になります。既存ユーザーの方はID(ご登録時のID)とメールアドレスをご入力ください。
既存ユーザーの方でログイン出来ない場合はこちらをご覧ください。
新規のご登録はこちらからどうぞ。