2019年7月5日号。<【保存版】参院選比例区の特殊事情/れいわ新選組の驚くべき戦略/大阪も激戦/N国とは何だ>

 おはようございます。ヨロンです。

 山形から戻ってきました。結局、今回もほとんどとんぼ返り。しかも、昨日は友宏さんが山形で講演したということで、すれ違いとなりました。

 選挙に関心の無い人もいるでしょう。17日間のうちの数回なので、お付き合いください。マスコミが書けないようなことをお伝えしていきますので。

 先日、注目候補として山本太郎氏のことを書いたら、大きな反響がありました。ほとんどが好意的なもので、「私もそう思っていた」というコメントでした。そして公示日を迎えて、椅子から転げ落ちそうになりました。

■参院選のしくみ

 最初にざっとおさらいをしておきます。参議院選挙の比例区というのは、衆議院と違って「名簿順」がありません。そして、投票するときは政党名でも候補者名でも良いのです。衆議院のように、選挙区に出た候補が比例区にも出ることはできないので、「重複立候補」というのはありません。したがって「比例復活」というのもありません。
 候補者は、名前を書かれた票数の順番に当選が決まります。そして、政党名と氏名の票が合算されて政党票となり、その数の多さで議席数が決まります。どうやって決めるかは、長くなるので割愛します。ここでは、だいたい政党で120万票獲得したら1議席になるという目安にしましょう。

 たとえば、自民党で1000万票獲得するとします。候補者名を書いても政党名を書いても1票になります。
 すると、自民党には8議席割り当てられることになります。そこで名前で投票された数の順に1位から8位までが当選ということになります。
 たとえば、ものすごく有名なタレントとか組織票を持った人が300万票取るとしましょう。その人が1番多ければ1位となります。そして8位の人が3万票だったとしても、8番目であれば当選するのです。これが、各党が有名人や大きな組織をバックに持つを候補者を擁立したい理由です。

 今回はちょっとややこしくなっています。2015年に公選法が改正され、「合区」というものができました。島根と鳥取、徳島と高知でそれぞれ1人しか定員がありません。すると、両方の県に現職がいるような自民党県連は、候補者選びがかなり難しくなります。
 そこで、「高知の人が選挙区に出たら、徳島の人が特定枠で当選できるようにする」という自民党のための「特定枠」制度が、今回から始まりました。一強ならではの暴挙だとは思いますが、国民がそうさせてしまっているので、今はしかたないと思うしかありません。

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