2018年10月10日号。<帰宅。たとえるのも恐縮だが、帰還した将兵がさまがわりした家に、というのはこうい気持ちか>。
- <北朝鮮/中国 ロシア/外務次官協議/米朝首脳会談へ連携確認か>
5時起床。
千代田区二番町の自宅。帰ってきたよ。
虚飾にまみれて見栄だらけの私生活を前半生、書いてきたものにとっては、この日記はまだしもどこか自分をさらけ出さないと気分がわるいということに裏打ちされてきたようにも思われるが、それでも舌打ちしたくなるような叙述は多々あった。今なを、本当に本当のことを書く勇気はないが、どうも惨めに死んでいくという愉快な最後が見えてきたので、できるだけ赤裸々に書いていこうかな、などと、ひとりで迎える朝に考える。惨めに死ぬのは私の勝手であって、まわりのひとたちは、懸命に支えてくれている。それとこれとはまた別のことだ。もっと迷惑をかけてはいけない。