2018年10月7日号。<深夜盛り場バス一台、少女の人生、わかれみち>。
- <ノーベル平和賞受賞2氏、性暴力と戦う勇気示す>
- <マンデラ氏生誕百年、オバマ氏ら演説 「不確かな時代」への警鐘も>
- <自衛隊が救援活動開始/インドネシア地震の被災地で支援物資輸
送> - <夜の街さまよう少女のための「巡回バス」/新宿で開始式>
3時起床。まだ病室。
半分以上は意識がなかったので私のせいではないのだが、一月以上 いると、すっかり病室はどこぞのアパートみたいになっている。冷 蔵庫だのタンスだの、備品なのに自分が持ってきたような気になっ て、引っ越し業者を…をいをい。 明日は出ていかなくてはいけないので、今日中に荷物をまとめなく ては。
半分以上は意識がなかったので私のせいではないのだが、一月以上
そう思って動き出すと、やはり身体はまだ本調子ではない。まあ、 いのちひとつ持ち帰ることができただけでも、よしとしなくては。 教授以下、さまざまなお世話になった方が、最後の様子見に、病室 にやってくる。いずれに対しても私は最敬礼である。「いのちひと つ、持ち帰ることができました」だ。