2018年5月8日 / 最終更新日 : 2018年5月8日 staff 勝谷誠彦のxxな日々。 2018年5月8日号。<日にちがかわると並べるのがルール。それを待ってインクの匂いをかぎつつ、自分が書いた記事を読んだ書店であった>。 <米朝首脳会談でトランプがおちいる本当の罠> <中国大連に要人訪問か/北朝鮮高官との見方も> <青山ブックセンター六本木店が閉店へ。創業の地で38年の歴史に幕> 4時起床。 寒い。さきほどまでは冷たい雨が降っていた。私は時代小説が好きだ。その中でも、天候について書く作家を好む。江戸で雨に出会った、などというのではなく、いまから少し先のころ、東北の田んぼの上に冷たい雨が降っている、と描写するだけで、冷害が来るのかなと、読者は思う。米資本主義であった時代では、それはそのまま、政変をも意味する。その地域だけではなく、ひょっとすると国家レベルの。日本国の歴史はそうやって動いてきた。好む、好まざるにかかわらず、私たちはコメを中心とした農業民族なのだ。 :::::::::::※この続きをお読みいただくためには、ログインが必要になります。既存ユーザーの方はID(ご登録時のID)とメールアドレスをご入力ください。 既存ユーザーの方でログイン出来ない場合はこちらをご覧ください。 新規のご登録はこちらからどうぞ。