2018年3月25日号。<秋田の小さな街の、小さなビジネスホテルから>。

  • <ふるさとの訛なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく>
  • <怒声飛び交う衆院議員会館前 安倍政権支持派、反対派のデモ隊が一触即発>
  • <保護者会で担任が欠席/茨城・取手の中島菜保子さんいじめ自殺、遺族ら反発>

 

 3時半起床。秋田県能代市。
 4時ごろ、ちいさなビジネスホテルを出て、街を歩く。いつものように新聞を買おうというのである。私が愛してやまない朝日新聞は毎朝読んでおかなくてはいけないので(朝日さん、迷惑?)とにかく買いに行く。実は、地方都市の方が朝刊が早い。私はまさに皇居の隣という、日本国のどまん中に住んでいるわけだが、ここは意外と遅いのである。
 地方が早いのは「何かあるかも知れないから、早めに送り出す」のだと、以前に新聞関係者に聞いた。確かに。天候などのトラブルがあっても、かなりの距離を新聞は運ばなくてはいけない。東京から出すだけではなく、それぞれ地域の拠点はある。今は電子的にデータを送れるからずいぶん状況はよくなっただろう。昔は本当に、東京の本社の地下の輪転機で刷ったものを送っていたものだ。

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