3時起床。軽井沢の自宅。
寒い。涼しいのではなく、寒いのである。空は鈍色で今にも泣きだしそうだ。下界もう降っているのかも知れない。拙宅は低い雨雲から上に抜けたところにあるので、山沿いなのに意外と降らない。
晩夏とはいえ日本一の避暑地にいるわけなのでもっと心浮き立っていいはずだが、どうにも。天気のせいだけではないだろう。どうも人生そのものの晩夏に至っているような思いがあって、これを医学的には初老性鬱病と…そんなこと、考えません(笑)。病識があるのはいいことだが、思い込むと本当にそうなってしまうので。友人たちはもう仕事が始まるので帰った。遅いお盆が終わって、世の中は再起動である。私は再起動するあてもない。
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