- 日記
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- <映画監督の鈴木清順氏が死去/「ツィゴイネルワイゼン」>
3時起床。
皇太子殿下が恙なく57歳をお迎えになられたことを、心からお祝い申し上げる。毎年触れていて恐縮というか恐懼の至りなのだが、殿下は私の人生の「半歩先」を進まれていて、この節目を迎えるたびに「ああ、私も半年先にはそうなるのだなあ」と考え、藩屏を自負するものとしては、元気でいなくてはいけないと考えるのである。なのに、いてて、いてて。左足の指はわかりやすいのでカカトであるけばいいのだ。そのカカトに食い込んでいるおそらく1ミリか2ミリのガラスの破片が私を苦しめるのである。
醜態に昨日正直に触れたから、いつもに倍するメールを頂戴した。「面白い」「天下国家よりもこういうことを書け」。とほほである。わからなくはない。いわゆる素人のブログというのはそういう「失敗談」で「あるある」読者を獲得するのだから。とはいえ私はそういうわけにはいかない。これでも一生懸命書いているのですよ、毎朝。とはいえ痛みは痛みだから、正直に書くのだ。人生で、かかるささいなことって、意外と大切ではないか。頭でいろいろと考えていても、一歩ごとに痛いものは痛いのだ。痛いくせにどこかに出かけていかねばならぬということの辛さ。昨日はとりわけそうで、キャンセルしがたい約束があって、そこに更に驚天動地の展開があったのだ。さあ、刮目して待て(笑)。
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