2017年1月10日号。<惨禍が続いたから被災地などでの「まっとうな成人」が「南の島の馬鹿」を押し退けて報じられるという哀しさ。「真」成人、頼んだよ!>。

  • <「地震乗り越え前向きに」/熊本市で門出の新成人4500人、復興へ抱負>
  • <平成29年度成人式/市外転出者はお申し込みください>
  • <高村氏のイラン訪問中止/ラフサンジャニ師死去で>

3時半起床。
成人式が終わった。今年はカレンダーのこともあって日、月曜日にわかれたようだ。なるほどなあと感心したのは、故郷に帰って出席する場合、式のあとで仲間と会いたいじゃないですか。すると夜まで呑んで(成人式なので、成人していない奴もいると思うが、ここは許す)勉強したり仕事したりしているところに戻るとなると、もう一日の休みが欲しいわけだ。「成人式は古式通り15日にやれ」と主張してきた私だが、なるほどそういうこともあるのかな、と。丸くなったものだ。もっともちゃんと昔通りに15日にやった上で、学校や雇用主が「翌日は休んでいいよ」と言ってあげるのが私の理想である。
気になったのは昨年、大きな被害があった熊本と糸魚川の成人式である。ちゃんとできたのであろうか。まずは熊本。二つの記事を紹介するが、いずれも写真が素晴らしい。職業写真家の端くれとして、ただの仕事ではなく撮影している記者たちの愛情が伝わって来る。おそらく、当時は被害が激しかった現場を歩いたのであろう。ひょっとすると同じ年頃の子どもたちを持っているのかも知れない。えてして新聞の写真はパチリ、で終わりがちだが、熱が伝わって来る。撮り手もだが、撮られている側からもだ。

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