- <父、死す>
- <イスラム法学者・中田考氏の古物店や自宅を家宅捜索>
- <ジャーナリスト常岡浩介さん、イラクで拘束>
3時起床。尼崎市の家。
父が死んだ。
平成28年11月1日、午前零時46分。享年88。天寿をまっとうしたと言うべきであろう。弟一家がいるところに私が駆けつけ、お別れを言ったあとに主治医の先生がやってきて、脈をとり、瞳孔を見て「ご臨終です」とのこと。医者の家とは嫌らしいもので「待っててくれたんだよ、先生が」とは弟医師の解説である。なるほどこうして「間に合った」物語は作られるのだ。いかにも日本人らしい優しさである。
:::::::::::
※この続きをお読みいただくためには、ログインが必要になります。既存ユーザーの方はID(ご登録時のID)とメールアドレスをご入力ください。
既存ユーザーの方でログイン出来ない場合はこちらをご覧ください。
新規のご登録はこちらからどうぞ。