2016年4月1日号。<枕の下の、水の流るる>。

  • 京都?(四月馬鹿)
  • 女は悩まない 女の世直しニュース女子』
  • <教科書採択、教員ら延べ1009人関与>
  • <奈良県警前署長がスーパーで置き引き、減給処分その日定年退職>
  • <「報ステ」古舘伊知郎キャスター、最後の出演で熱弁>

3時起床。京都。
魔都とはよく言ったものである。義仲も義経もこの地で骨抜きにされて、やがては身を滅ぼした。夜の京都は「しん」とする。すると遠くからかすかに川の流れの音が響いて来るようなのである
<かにかくに、祇園は恋し、寝るときの、枕の下の、水の流るる>
吉井勇だ。それが気のせいなのかまことなのかはわからない。ただ確かなのは隣に寝ている女の寝息だけだ。東京のコンクリートの建物の中は遮音性はいいのだろうが、奇妙なことにこういうことはない。それがこの町家では聴こえるというのが京の嫌らしさであるのかもしれぬ
今に行き、これを書き始めると衣擦れの音がした。また起こしてしまった。キーボードというのは人の耳にかなり刺激を与えるのだ。かといって、外に出て日記を書くわけにもいかない。この、人の気配を隠しきれないというのも、京暮らしのひとつの困ったところであり、魅力でもあろう。
彼女は私がこうして日記を書いているところを決してのぞこうとはしない。まもなく台所から音がするはずだ。すべては「兆し」なのである。朝食が整ったところで、声がかかることだろう。

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