2015年12月19日号。<ささやかにここで声をあげてきた奨学金問題。やっとわずかに動きが官民で。みなさんの応援のおかげです>。

2015年12月19日号。<ささやかにここで声をあげてきた奨学金問題。やっとわずかに動きが官民で。みなさんの応援のおかげです>。  4時半起床。東京は寒い朝。  立てこもり続く。もっとも昨日も一度は外に出て買い物をした。文藝春秋にいたころから使っている老舗の文房具屋でルーズリーフ。小説の新作のプロット整理のためだ。ほら、やっと動き出したでしょ(笑)。しかし油断禁物。私はいつもこうしてカタチから入る。プロットなんて膨大なものがいくつも残っている。私がいなくなったあとに奇特な人が整理したら「もったいなかったなあ」とわずかに思ってくれるかも知れない。  今回も、わざわざ光文社まで出かけて「こういうことにしましょう」と偉いも相手に相談していたのに、かねてから考えていたものが突然「なぜ俺を無視する」と降りてきて、ややそちらに傾きつつあって。小説専業の作家というのは、精密機械を作る工場のように部品を整

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