2015年8月16日号。<平凡なるお盆>。

2015年8月16日号。<平凡なるお盆>。  3時半起床。尼崎の家。  新聞を買いに夜明けの街に出ると、空気がすっと冷たい。ああ、夏もそろそろ終わりなのか。いや、もうひと盛り上がりくらい秋までの間にはありそうだが。  昨日は「お盆らしいお盆」であった。故・三宅久之翁のモットーは「愛妻、納税、墓参り」だ。私は妻がいないので「愛妻」はできないが「納税」は死ぬ思いでやっている。郷土愛から資産のほとんどを尼崎信用金庫に移しているのだが、それだと酷税で手もとの資金がショートするのである。これ、すごいでしょ。印税やギャラなどの「雑所得」は手もとの「サイフ口座」に入れているんですよ。でもそれだけでは税金を払い切れない。それこそ「預金を崩して」毎年、税金を払っているのである。  おっと、つい愚痴が先行してしまった。「墓参り」を言いたかったのだ。いつもは老父が先導して一家の墓に行って、私はおまかせで嫌々つい

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