2014年3月18日号。<めぐみさんは生きている>。

2014年3月18日号。<めぐみさんは生きている>。  4時起床。大阪。  マネジャーのT-1君は私の雇い人であるはずなのだが、私の知らない仕事をいつもやっている。今回もいなべ市の映画祭で何か儲けていて、私はそのために使われた道具なのかどうなのかいささか不安だが、まあ、彼がやることはすべて日本国への貢献であるので、ある種の税金だと思って看過している。尊敬する三宅久之翁の「愛妻、納税、墓参り」のうちの納税だと思っていよう。  昨日の『ザ・ボイス』の現場にも、だからT-1君はいないのである。「今日はいらっしゃらない?」と私ではなくマネジャーに敬語をスタッフが使うのも、誰が主人かということを示唆していてイミシンだが、私も「おられないのですよ。何かほかに仕事があるようで」と何を言っているのか。ひとりでトボトボと羽田から大阪に飛び、誰も相手をしてくれないのでまた実家に行った。典型的な、孤独老人の行動

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