2012年12月25日号。<足の引っ張りあい世相は民主党とともにサヨウナラ。明るく前向きな世の中で、経済も急上昇だ!>

2012年12月25日号。<足の引っ張りあい世相は民主党とともにサヨウナラ。明るく前向きな世の中で、経済も急上昇だ!>。  4時起床。  払暁、コンビニへ出かける暗い空の下を吹き抜ける風が、なんとなく年末年始の空気を運んで来る。暮れから正月にかけての、あの独特の匂いってありませんか。  私の子どものころは明らかに木炭のそれだった。たとえば焼き芋屋はまだ薪を使っていたし、何よりも焚き火があった。ダイオキシンだ何だなどと言わなかった時代である。正月飾りを売りに田舎から出て来る人々などをはじめとして、年の暮れには「臨時の商売」の店があちこちでたつ。暖房装置を持たないそうした人々は、何らかの形で火をたいて暖をとっていたのである。  まさか東京のど真ん中でそんなことをしているわけはないが、なんとなく吹いて来る風の中にチャコールの匂いが含まれているような気がしてならないのだ。  今年はその始まりが早か

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